松七五三 の読み方は
まつしめ
です。
「松七五三」は、日本の名字のひとつです。全国におよそ100人ほどが名乗っています。
その由来は、「松にまわした注連縄(しめなわ)のこと」と考えられています。
松は、古くから神聖な木として崇められてきました。また、注連縄は、神聖な場所を清め、邪気を払うために用いられます。
そのため、「松七五三」は、「松にまわした注連縄」という意味で、神聖な場所を守る役割を担っていた家が名乗るようになったと考えられています。
「松七五三」という名字は、全国に分布していますが、特に、山梨県に集中しています。これは、この地域に松の木が多く生育し、注連縄が作られやすかったためと考えられます。
なお、「松七五三」という名字は、読み方が「まつしめ」と「まつしちごみ」の2通りあります。どちらの読み方が正しいかは、はっきりしていません。