七五三 の読み方は
しめ
です。
「七五三」という名字は、千葉県に多く、特に香取市、埼玉県、東京都などにみられます。
語源は「〆のことで立ち入り禁止の聖地のこと」です。
古い時代では、1本の横紐から、わらの茎を三筋、五筋、七筋と順次に縒り放して垂らしていたことから、「しめ縄」を「七五三縄」と書くことがあります。
ここから「七五三縄」で「しめなわ」と読むなら、「七五三」の部分だけをとれば「しめ」だろう、ということで「七五三(しめ)」という名字が生まれたと考えられています。
また、茨城県古河市、栃木県など関東にもみられます。こちらは「注連縄が語源」という説もあります。
いずれにしても、七五三は、お正月に飾るしめ縄の「しめ」が由来する名字であると考えられます。
「しめ」という名字の人は、全国で約1,000人ほどいます。