大炊御門

大炊御門 の読み方は

おおいのみかど
です。

大炊御門(おおいのみかど)は、日本の名字のひとつです。全国におよそ1,000人ほどが名乗っています。

その由来は、「京都の内裏御門の名前」から来ています。

大炊御門は、京都御所の北東にある御門です。この御門は、天皇や貴人の食事を調理する場所である大炊寮(おおいりょう)に通じています。

そのため、「大炊御門」という名字は、このような大炊御門に住んでいた家が名乗るようになったと考えられています。

「大炊御門」という名字は、京都に集中しています。これは、その御門が京都に存在するためと考えられます。

なお、「大炊御門」という名字は、読み方が「おおいのみかど」と「おおいりょうもん」の2通りあります。どちらの読み方が正しいかは、はっきりしていません。

以下に、それぞれの説について、詳しく説明します。

「京都の内裏御門の名前」から来ている

「大炊御門」という名字は、古くは「大炊御門」と書かれていました。そのため、この説では、「大炊御門」は「大炊御門」という御門の名前に由来すると考えられています。

「大炊寮の門」という意味から

「大炊寮」は、天皇や貴人の食事を調理する場所である役所です。そのため、「大炊御門」は「大炊寮の門」という意味で、その役所に勤めていた家が名乗るようになったと考えられる説もあります。

いずれの説が正しいかは、はっきりしていません。しかし、いずれにしても、「大炊御門」という名字は、京都に由来する名字であると言えるでしょう。

なお、「大炊御門」姓には、江戸時代に活躍した儒学者の山県大炊臣氏がいます。