頗羅堕

頗羅堕 の読み方は

はらだ
です。

頗羅堕(はらだ)は、日本の名字のひとつです。全国におよそ10人ほどが名乗っています。

その由来は、釈迦仏の弟子にして十六羅漢の一人である、ビンドラ・バラダージャの漢名「賓頭盧頗羅堕」の姓の部分が由来であると思われるというものです。

ビンドラ・バラダージャは、インド出身の僧侶で、釈迦の弟子となった後、中国に渡って布教活動を行いました。その功績が認められ、十六羅漢の一人として祀られるようになりました。

「頗羅堕」という名字は、そのようなビンドラ・バラダージャを信仰する人たちによって、その姓を名字として名乗るようになったと考えられます。

「頗羅堕」という名字は、主に関東地方で確認されます。これは、江戸時代には、中国から来た僧侶や商人などが、その出身地や信仰する仏教宗派にちなんだ名字を名乗る習慣があったためと考えられます。

なお、「頗羅堕」という名字は、読み方が「はらだ」と「はらた」の2通りあります。どちらの読み方が正しいかは、はっきりしていません。