長宗我部

長宗我部 の読み方は

ちょうそかべ
です。

「長宗我部(ちょうそかべ)」は、日本の名字の一つです。全国に約15,000人(2023年3月時点)います。

長宗我部姓は、主に高知県に多い姓です。全国の約7割が高知県に集中しています。

長宗我部姓の由来は、はっきりとはわかっていません。しかし、いくつかの説があります。

1つは、地名姓であるという説です。長宗我部は、高知県土佐郡長宗我部郷(現・高知市長宗我部)に由来すると考えられています。長宗我部姓の祖先は、この地に住んでいたことから、長宗我部姓を名乗るようになったと考えられています。

2つは、秦氏に由来するという説です。長宗我部氏は、秦氏の一族であるという説があります。秦氏は、中国秦の始皇帝の末裔とされる氏族です。長宗我部氏は、秦氏を祖先とすることから、長宗我部姓を名乗るようになったと考えられています。

3つは、職業姓であるという説です。長宗我部は、古代において、長宗我部郷に住んでいた人々が名乗った姓であると考えられています。長宗我部郷は、土佐湾に面した郷であり、漁業や海運業が盛んであったと考えられています。

長宗我部姓は、全国的に見ると比較的珍しい姓ですが、高知県では比較的多い姓です。

長宗我部姓の著名人としては、以下のような人がいます。

  • 長宗我部元親(戦国時代の武将)
  • 長宗我部盛親(戦国時代の武将)
  • 長宗我部信親(戦国時代の武将)

長宗我部姓は、高知県の歴史と文化に深く根ざした姓と言えるでしょう。

なお、長宗我部姓は、読み方が「ちょうそかべ」と「ちょうそかべ」の2通りあります。どちらの読み方も正しいとされています。

「ちょうそかべ」という読み方は、地名の「長宗我部」に由来すると考えられています。一方、「ちょうそかべ」という読み方は、秦氏に由来するという説に基づくものです。