百々 の読み方は
どうどう
です。
百々(どど)という名字は、日本に約100人ほどいる珍しい名字です。
「百々」は、古代日本で使われていた、木製の槌のことを指します。そのことから、木工や鍛冶に携わる人々が「百々」を名字としたと考えられています。
百々という名字は、全国に広く分布していますが、特に九州地方に多くみられます。
百々という名字を持つ人には、以下のような特徴があるようです。
- 力強く、たくましい人が多い
- 職人肌で、何事にも精通する人が多い
- 地域社会に貢献する人が多い
もちろん、これはあくまでも一般的な傾向であり、すべての百々さんにあてはまるわけではありません。
百々という名字の由来
百々という名字の由来は、以下の説が考えられます。
- 木工や鍛冶に携わる人々が「百々」を名字とした。
- 百々という地名に由来する。
- 百々という姓氏に由来する。
百々という地名に由来する説
百々という地名は、全国にいくつか存在します。例えば、福岡県の北九州市、佐賀県の鹿島市、長崎県の五島市などに百々という地名があります。
これらの地名は、木工や鍛冶が盛んであった土地であることから「百々」と名付けられたと考えられます。
百々という姓氏に由来する説
百々という姓氏は、中国に存在する姓氏です。この姓氏は、木工や鍛冶に携わる人々が名乗るようになったと考えられています。
百々という名字を持つ人の中に、この姓氏を名乗る人々がいると考えられます。
いずれの説が正しいのかは、定かではありません。しかし、いずれにしても、百々という名字は、木工や鍛冶に関連する名字であることは間違いありません。
なお、百々という名字は、片仮名で「どど」と表記するのが一般的ですが、漢字で「百々」と表記することもあります。
以下に、百々という名字の著名人を紹介します。
- 百々正一(どど しょういち):日本の歴史学者。
- 百々美樹(どど みき):日本の歌手。
- 百々健太郎(どど けんたろう):日本の俳優。
これらの著名人は、いずれも百々という名字の特徴である、力強さやたくましさ、そして地域社会への貢献を体現していると言えるでしょう。
また、百々という名字は、古くは「もも」とも読まれていました。この読み方は、現在でも一部で残っています。
なお、百々という名字は、以下の読み方もあります。
- とうどう
- どどう
- もも