万里小路 の読み方は
までのこうじ
です。
「万里小路(までのこうじ)」は、日本の名字のひとつです。全国におよそ1,000人ほどが名乗っています。
その由来は、京都の万里小路に由来すると考えられています。
「万里小路」は、京都の北部にある通りです。古くは「万里小路通」と呼ばれていました。この通りは、平安時代に造られたとされており、当時は、貴族や武士の邸宅が立ち並ぶ高級住宅街でした。
「万里小路」という名字は、このような「万里小路」に住んでいた人々が名乗るようになったと考えられています。
「万里小路」という名字は、京都に集中しています。これは、その地名が京都に由来するためと考えられます。
なお、「万里小路」という名字は、読み方が「までのこうじ」と「まりこうじ」の2通りあります。どちらの読み方が正しいかは、はっきりしていません。
以下に、それぞれの説について、詳しく説明します。
京都の万里小路に由来する
「万里小路」という名字は、古くは「万里小路通」と書かれていました。そのため、この説では、「万里小路」は「万里小路」という地名に由来すると考えられています。
「万里の道」という意味から
「万里小路」は、「万里の道」という意味であるとされています。そのため、「万里小路」は「万里の道を歩く家」という意味で、旅人を助けていた家が名乗るようになったと考えられる説もあります。
いずれの説が正しいかは、はっきりしませんが、いずれにしても、「万里小路」という名字は、京都に由来する珍しい名字であると言えるでしょう。
なお、万里小路姓には、江戸時代に京都で活躍した儒学者の万里小路宣房氏がいます。