興梠

興梠 の読み方は

こおろぎ
です。

興梠(こうろぎ、こおろぎ、こうろき)という名字は、全国に約5,600人ほどが使用しています。

興梠という名字の由来には、以下の2つの説があります。

  • 古代日本神話に登場する人物の名前から由来したという説
  • 神霊の宿る清い木の意味で、神の依代(よりしろ)の木からきているという説

古代日本神話に登場する人物の名前から由来したという説は、以下のようなものです。

興梠という名字は、古代日本神話に登場する人物の名前である「興梠命(こうろぎのみこと)」に由来すると考えられています。興梠命は、天孫降臨の際に、天照大神から天降った三柱の神の一人であると考えられています。

神霊の宿る清い木の意味で、神の依代(よりしろ)の木からきているという説は、以下のようなものです。

興梠という名字は、神霊の宿る清い木を意味する「梠(こうろぎ)」に由来すると考えられています。梠は、クスノキ科の常緑高木で、神聖な木として崇められてきました。そのため、神の依代(よりしろ)の木として用いられることもありました。

興梠という名字は、全国各地に分布する名字と考えられています。その中でも、特に多くの興梠氏が住んでいる地域は、福岡県、島根県です。

なお、興梠という名字は、漢字で「こうろぎ」と表記されるほか、「こおろぎ」とひらがなで表記されることもあります。