東海林 の読み方は
しょうじ
です。
東海林(しょうじ)は、日本の名字の一つです。全国に約4,485世帯がおり、そのうち、山形県に約1,000世帯が集中しています。
東海林の由来は、以下の2つが考えられます。
1つ目は、東の海を渡ってきた林氏が、日本に帰着したことに由来するというものです。林氏は、中国から渡来した氏族で、東海地方に多く住んでいました。東海林氏は、林氏の末裔であり、日本に帰着したことを示すために、東海林という名字を名乗るようになったと考えられています。
2つ目は、荘園の管理をする「庄司」を務めた林氏が、荘園の管理を任されたことに由来するというものです。庄司は、職業部の一種であり、荘園の経営や管理を担っていました。東海林氏は、庄司を務めた林氏の末裔であり、職業名である「庄司」を名字としたと考えられています。
東海林の読み方は、山形県では「とうかいりん」と読まれることが多いですが、他県では「しょうじ」と読まれることが多いです。これは、山形県では、庄司を務めた林氏が、東海地方から渡来した林氏とは別の氏族であると考えられてきたためと考えられています。
東海林で有名な人としては、以下の人がいます。
- 東海林克彦(しょうじ かつひこ)
- 元プロ野球選手
- 読売ジャイアンツで活躍した
東海林克彦は、山形県出身の元プロ野球選手です。1972年に読売ジャイアンツに入団し、内野手として活躍しました。1973年には、新人王を獲得しました。1988年に引退しました。
このように、東海林は、山形県を中心に、日本全国に広く分布する名字です。